これまで不思議と横須賀には仕事でもプライベートでも縁がなかったため、私にとってこれが初めての横須賀体験となりました。
駅のホームに降り立つと、海沿いの街らしい開放感とノスタルジックな雰囲気の京急電鉄がとてもマッチしています。

遺言書の作成後、短い時間ではありましたが、お客様と一緒に横須賀港を一望することもできました。
遺言書作成のための出張は、私にとってはさほど珍しいものではありません。今年の春には栃木にお住まいの方の遺言書を作成しています。
ご自宅だけでなく、有料老人ホームなどの老人用施設に伺うこともあります。
遺言書の出張作成の際は、もちろん公証人も一緒にお越し頂きます。
健康の優れない方や、施設に入っている方のために、公証人に出張して頂くことができるのです。
ただし、公証人には都道府県ごとの管轄があり、残念ながら東京の公証人に横須賀まで出張をお願いすることはできません。
このような場合は、現地の公証人に公正証書の作成をお願いします。
いつもお世話になっている杉並区の公証人に現地の公証人をご紹介いただくこともあります。
普段と少し勝手が違うこともありますが、少し遠くまで足を伸ばし、これまで知らなかった街の雰囲気を感じることは、嫌いではありません。
足掛け5時間のミニ出張でしたが、心が安らぐ時間も持てた1日でした。