注文は、いつもお願いすることの多い、(平日昼限定)お弁当です。
お弁当の中身は、季節ごとに少しづつ変わっていきます。
だし巻き卵、牛肉のしぐれ煮、穴子寿司といった、「いつもの一品」に加え、本日は白子やごまの入った豆腐などを出して頂きました。
野菜の炊き合わせに入ったゆずの香りが、冬の到来を予感させます。
訪れる度に感じるのですが、「坂ぐち」さんで頂く料理には、いつも「季節感」と心地よい「緊張感」に包まれています。
この緊張感は、一流ホテルのロビーで感じるそれと似て、完成度の高いサービスに共通するものです。
私も、サービス業の一員として、態度において学ぶべきところがあるように感じています。
ところで、このブログもあちらこちらでご覧頂いているらしく、本日、「坂ぐち」のご主人にも、「ブログ見ました」と声を掛けて頂きました。(また勝手にお店を紹介して恐縮です)
更に、夜にご来所頂いたお客様にも、「ブログを見ると加藤先生は美味しいものがお好きなようですね。」と、私の好みがバレバレの様子。。
意外にも周囲の方にブログをご覧頂いていることがわかり、嬉しさと気恥ずかしさが入り混じったような返答をしてしまいました。
ともあれ、すっかり長居してしまいましたが、美味しい料理を楽しく頂くことができた一日でした。
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