(前編をまだご覧になってない方は、併せてご覧下さい。)
さて、今日は弁護士の「見分け方」についてお伝えします。
出会った弁護士に依頼して良いかどうか、迷ったときのご参考です。
私は、「弁護士はお医者さんに例えて考えると分かりやすい」と思っています。
あなたは、病院に行ったときに、どんなお医者さんに好印象を抱くでしょうか。
「きちんと診察をし、病気についてわかりやすく教えてくれて、丁寧に薬の説明をしてくれる人」ではないでしょうか。
私たちは、「名医」を直接見抜くことはできません。どう調べても、病気の知識について素人がお医者さんを上回ることなどできないからです。
でも、上記のような「真摯に患者さんに接する」お医者さんかどうかならすぐ分かります。
そして、そのような真摯に患者さんに接するお医者さんであれば、病気の治療そのものについても真剣に行ってくれるのではないかと思うのです。
これを弁護士にあてはめると、「依頼者の話をきちんと聞き、依頼者の置かれている状況についてわかりやすく教えてくれて、最終目標とそのために何をすべきかを丁寧に教えてくれる人」が良い弁護士である可能性が高いと思います。
後編では、弁護士への最初の相談後に、依頼を検討する際に利用できるチェックシートを公開します。